2021年11月7日、多くのゲストに惜しまれながらも期間を終えたハロウィン・ホラー・ナイト。今回はハロウィン・ホラー・ナイトなどについて述べたい。
ハロウィン・ホラー・ナイトの全貌
コロナ禍の中で非日常を追求したホラーナイト。今年は「ぶっこわれろ!」をキャッチコピーに展開された。ホラーアトラクションは鬼太郎、シャーロックホームズ、ストリートゾンビの3つと例年に比べ少なかった。しかし、グラマシーパークステージのゾンビ・デ・ダンスはかなり手の込んだものとなっていた。
withコロナ時代の到来
USJはなぜコロナ禍でハロウィン・ホラー・ナイト実施に踏み切れたのか...
ここからはあくまでも私の見解だが、たまには...(笑)コロナ禍によってエンタメ・娯楽の自粛が呼びかけられた。そして、この状態が長引けば長引くほど消費者は、日頃発散できるストレスや楽しみを溜め込むことになる。しかし、いずれそれらの気持ちは爆発する。そのタイミングとキレイに合致した(させた?)のがハロウィン・ホラー・ナイトだったのだ。これはマーケティングも予測していたことだろう。こう考えると「ぶっこわれろ!」というキャッチフレーズの謎も解き明かされてくるのではないか?
ゾンビ・デ・ダンスはフラグだった?
2021年のハロウィン・ホラー・ナイトではゾンビ・デ・ダンスにおいて金谷かほりさんが演出を行った。例年であれば金谷さんはクリスマスショーの演出を行っているが今年は違った。今だからいえるが、これはクリスマスショーがないことのフラグとか…?
マーケティング戦略
ご存じの方も多いと思うが、USJで1番集客が大きいのがハロウィン期間である。しかし、このコロナ禍の状態で遠方ゲストを呼ぶことはできない。そこで考えたのがまず、関西圏をターゲットにすることだろう。さらに深堀りをすると年パスホルダーである。実際にハロウィン期間中、関西では多くのUSJのCMが見られた。これは単なる手段でしかないがその影響も大きかったと考えられる。
まとめると年パスホルダーをはじめ集客源とし、USJで楽しむことの正当性を年パスホルダー以外に伝えた。その結果、USJはコロナ前と同程度の賑わいが戻ってきている。
この賑わいが伝播し、クリスマスの集客も増加傾向である。この集客を維持するのが2つ目の試練だろう。
最後に
USJが先陣を切ってハロウィン・ホラー・ナイトを実施してくれたことはwithコロナの模範となり、エンタメ業界に希望を与えてくれたように感じる。
困難にぶつかったときこそ、今までにないような本気を見せてくれるのがテーマパーク。だからUSJはおもしろい。
※あくまで個人の見解です。
※写真はUSJ公式から
記事:くららあるふぁー
0コメント