2020年春にユニバーサルオーランドリゾートのユニバーサルスタジオフロリダが導入を発表しているスパイアクション映画「ボーン」シリーズをテーマにしたアクションシアターショー「The Bourne Stuntacular」について少し記事にする。
1:「ボーン」シリーズとは
スパイアクション映画「ボーン」シリーズは2002年に公開された「ボーン・アイデンティティー」をはじめとする、2004年公開の「ボーン・スプレマシー」、2007年公開の「ボーン・アルティメイタム」、2012年公開の「ボーン・レガシー」の連続シリーズ及び2016年公開の「ジェイソン・ボーン」の五作品のことである。
原作は、ニューヨーク出身の作家ロバート・ラドラムの「暗殺者」「殺戮のオデッセイ」「最後の暗殺者」の三部作。
エリック・ヴァン・ラストベーダー著の「ボーン」シリーズはこの小説シリーズの続編。(エリック・ヴァン・ラストベーダー著作:ボーン・レガシー (2004)、ボーン・ビトレイヤル (2007) ゴマブックス、ボーン・サンクション (2008) ゴマブックス、The Bourne Deception (2009)、The Bourne Objective (2010)、The Bourne Dominion (2011)、The Bourne Imperative (2012)、The Bourne Retribution (2013)、The Bourne Ascendancy (2014)、The Bourne Enigma (2016)、The Bourne Initiative (2017)、The Bourne Nemesis (2018))
シリーズを通しての主人公「ジェイソンボーン」(映画版ボーン・レガシーには登場せず)は記憶を失ったCIA諜報員。
2:どんな演出が?
アクションショーとモーションシアター風の視覚移動を伴うアトラクションのかけ合わせであると考えられる。
スタントアクションがあることも分かっている。
スタントを担当するのはユニバーサルスタジオジャパン、ハリウッド、シンガポールのウォーターワールド、スタジオハリウッドのスペシャルエフェクトショーのシアターの管理やアクターのマネジメント業務を行う「Action Horizons」であるとのことだ。
また、Action Horizonsのインスタグラムにはこのような写真が投稿されていた。
この写真により、何らかの高所からの落下アクションがあることが読み取れる。
あのWater Worldのスタントアクションを担当している会社が担当するだけあってスタントにはとても期待できそうだ。
4:USJへの導入は?
このアトラクションは「ターミネーター2:3-D」跡地に建設、制作されている。
そのためUSJへの導入を完全に否定することはできないが、元作の知名度から可能性は極めて低いと思う。
しかし、この形式で別の映画を題材としてアトラクション導入が実行される可能性もあるため、今後に注目だ。
今回はユニバーサルパークスでシンドバット以来の新アクションショーとなる「ボーンスタンタキュラー」について記事を書いた。
これからまたこのような系統のショーアトラクションが開発されることを個人的にはとても期待している。
記事:Scoop.J
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